利き手の骨を折ったときに必要なもの。

いつまで続くかな。なんて書いたのが227日前である。

続かねぇ~~~~!!!何の目的でこのブログを立ち上げたのかも記憶の彼方である。

しかしそれにも、私生活が突然バタバタしたという理由があったのだ。本当です。

 

話は遡ること8ヶ月前。都心にもとんでもない量の雪が降った日があった。

東京の道は雪なんか想定して作られていないので、翌日はバカみたいに滑る。

東京中つるっつるだ。ついでに言うとスパイク靴なんかも売ってない。

そんなデッド・オア・ダイのアイスバーンの上で、雨用長靴を履いて犬の散歩に出かけた家族が見事にすっ転び利き手を粉砕骨折したのでした。

 

そりゃーーーもう焦ったね!!利き腕だから文字も書けない、ご飯も食えない、顔も洗えないお風呂も入れない。ええ…?どうする?サポートってどうやんの…?

慌てて「骨折 利き手」って検索しても、生活が大変になることしかわからない。

サポートするにしても、手伝いすぎても自尊心を傷つける恐れがあるとか書いてあるし、どうすればいいのよ。

突然の出来事にどうしようもなかったので、とりあえず物資面でサポートすることにしました。

その上で、めちゃめちゃ役に立ったものを紹介します。

 

①左手用お箸

 

 右手は完全に固定されていて使えない。

最初のうちは左手にスプーンでご飯を食べていたのですが、

切ったり掴んだりが上手くできない様子だったので、軽い力で握れる左手用お箸を使うことにしました。

バネが入っていて左手をにぎにぎするだけで簡単に掴めるようで、かなり重宝しました。今でも使ってます。

あと、やっぱりお箸で食べたほうが美味しいらしい。

お箸で物をつかめたっていう達成感もあるので、精神的にも良いみたい。

 

 

②左手用はさみ

 

 これは本当に喜んでもらった!

左手だと右手用はさみって全然切れないんだね!?初めて知りました。

納豆のタレの袋から軽い調理まで全部これを使ってできます。

(そうだそうだ、包丁握れないのもめっちゃ困ってました)

サクサクと軽いのに切れ味もいいのでストレスもかからない。めっちゃいいですこれ。

 

 

 ③サランラップ

 

サランラップ 30?×50m

サランラップ 30?×50m

 

 

ちょうど骨折したのが真冬だったのですが、ギプスと長袖の摩擦がひどくて服を着るのがとにかく大変。なので、ギプスにサランラップを巻いて摩擦を減らし、袖口の広い伸縮性のあるニットを伸ばしながら着てました。

あとはお風呂に入るとき、サランラップをメンディングテープで止めてから、ビニールで覆ったり。

常にラップで覆っておくことでギプスの汚れ防止にもなりました。地味に重宝。

 

 

8ヶ月たった今もほぼ毎日リハビリに通って、もうすぐようやく埋め込んだプレートを取る手術をします。骨折って治るまでこんなに時間かかるんだね…知らんかったわ…。

雪が降った日はむやみに外に出ない。肝に銘じておくべきです、マジで。